自転車事故と怪我
自転車の事故も大きな怪我になる
自転車のことを言うと、とても軽微に見てしまうこともあるでしょう。
子供が乗っていたりして事故を起こすと、そんなことは言っていられなくなります。
子供であっても大きな怪我をする可能性がありますし、相手がいた場合にはさらに大きなダメージを与えるかもしれません。
そのような状況になってしまった時に後悔しても、時すでに遅しです。
後悔する前に、自転車の事故によってどのような怪我をするのか理解しておき、自転車に乗る人が認識できるように話をしていかなければいけません。
それが子供たちであっても同じであり、大きな危険性を背負って乗っている事実を伝えてあげる必要があるでしょう。
自分自身が負う怪我
自転車の事故の大半は、車の接触です。
これが約80%程度を占めており、残りが車や歩行者との接触となります。
ほとんどが車とぶつかっているわけですから、怪我をするのは運転していた側です。
自転車や歩行者ととの接触となると、相手にも怪我が及ぶ可能性が出てきます。
ここからもわかる通り、自転車の事故の大半は、自転車に乗っていた人に影響が出ていると言っていいでしょう。
接触した時に、擦り傷や外傷を負う程度であれば、かなり軽度な部類です。
怪我をした場所もすぐわかりますし、治療しなければいけない事実も理解できるのが特徴となります。
問題は出血していなかった場合です。
ぶつけた場所が内出血するようなケースもあるため注意しなければいけません。
打撲や捻挫、骨折と言った怪我は接骨院で治療が可能です。
整形外科などに行かなくても治療ができますし保険の適用も可能となっています。
出来るだけ早めに治療を始める必要がありますが、あとから痛みが出てくるケースも少なくないため、自転車事故を起こしたら診察を受けるのが基本です。
相手に怪我を負わすかもしれ
自転車の事故は自分だけが怪我を負うわけではありません。
ぶつけた相手も大きな怪我をする可能性があるからです。
自転車の事故の場合、小さな事故に見えても実は大きな被害を与える可能性があります。
自転車だからといって甘くみているととんでもない事件になる可能性があるのです。
裁判になったような事例として、携帯電話を見ながら高齢の方に追突し、命を失ってしまうようなケースもあります。
これは携帯電話をいじっていなければ起きなかった事故です。
人身事故となれば警察が調書を取り、刑事事件として扱われることになるでしょう。
非常に重い罪を問われる可能性もあるのを理解し、自転車は運転しなければいけません。
法律上は軽車両であり、車と変わらないような扱いとなります。
甘く考えていると一生かけて償わなければいけないようなケースまであるのですから、自転車を運転する人と日頃から危険性やリスクに対して話し合いをしていくと良いでしょう。